AG5プロジェクトについて/体制・メンバー
概要
グローバル化が進む現代社会において、在外教育施設は新たに直面することとなった次のような課題を解決することを期待されていると考えます。
- 第一に「海外に在住する子供たちに高度なグローバル人材としての基礎力を育成すること」、
- 第二に「国際結婚家庭や永住者の子供の増加に伴う日本語能力向上ための教育を提供すること」、
- そして第三に「日本文化の発信の拠点としての役割を果たすこと」。
そこで、本事業では、ICT等を活用し、
- ①高度グローバル人材の基礎的資質形成のためのプログラム開発、
- ②効果ある日本語教育プログラムの開発、
- ③日本文化発信の拠点形成プログラムの開発
などを行ってまいります。
実施方法
本事業では、上述した3つの在外教育施設に共通する課題に基づき、次の7つのテーマについて共同研究・開発を進めます。そして、拠点校(研究提携校)で開発した先進的プログラムについて、他の在外教育施設への発信・普及に努めてまいります。
- 研究テーマ1.日本人学校における高度グローバル人材の基礎的資質形成のためのプログラム開発
- 研究テーマ2.日本人学校における総合学習型日本語力向上プログラムの開発
- 研究テーマ3.日本人学校における教員(学校採用教員)の指導力向上のためのプログラム開発
- 研究テーマ4.補習授業校における日本語能力向上のための総合的なプログラム開発
- 研究テーマ5.日本文化発信の拠点形成プログラム開発
- 研究テーマ6.ICTを活用した遠隔での教育の質向上のためのプログラム開発
- 研究テーマ7.特別支援教育に関する遠隔指導実施に向けた実践的研究
体制
文部科学省
公益財団法人海外子女教育振興財団
- 運営指導委員会
-
- 1日本人学校における高度グローバル人材の基礎的資質形成のためのプログラム開発
- 2日本人学校におけるバイリンガル・バイカルチュラル人材育成のためのプログラム開発
- 2-1日本人学校での効果的な日本語教育プログラム開発
- 2-2総合学習型日本語力向上プログラム開発
- 3日本人学校における教員(学校採用教員)の指導力向上のためのプログラム開発
- 4補習授業校におけるバイリンガル・バイカルチュラル人材育成のためのプログラム開発
- 5南米日系人及び現地コミュニティにおける日本語教育・日本型教育・日本文化の発信・普及のためのプログラム開発
- 6学校図書館を活用した日本文化等の発信のためのプログラム開発
- 7ICTを活用した遠隔での教育の質向上のためのプログラム開発
- 8特別支援教育に関する遠隔指導実施に向けた実践的研究
- 広報・成果発信プログラム開発チーム
- 事務局
研究提携校
- 1香港日本人学校、シンガポール日本人学校、パリ日本人学校
- 2-1台北日本人学校、台中日本人学校、高雄日本人学校
- 2-2マニラ日本人学校、大連日本人学校、青島日本人学校
- 3上海日本人学校
- 4ダラス補習授業校
- 5アスンシオン日本人学校
- 6西大和学園カリフォルニア校
- 7アグアスカリエンテス日本人学校、サンホセ日本人学校、サンパウロ日本人学校、リオデジャネイロ日本人学校
- 8北京日本人学校、ハノイ日本人学校
メンバー
運営指導委員
- 委員長佐藤 郡衛明治大学特任教授
- 委員中村 雅治海外子女教育振興財団 理事長
- 委員渋谷 真樹日本赤十字看護大学 教授
- 委員岡村 郁子東京都立大学 教授
- 委員見世 千賀子東京学芸大学 准教授
- 委員近田 由紀子目白大学 専任講師
- 委員植野 美穂海外子女教育振興財団 教育企画・教育相談チーム 教育相談室長
- 委員佐々 信行海外子女教育振興財団 教育企画・教育相談チーム 教育相談員
- 委員後藤 彰夫 海外子女教育振興財団 教育企画・教育相談チーム 教育相談員
研究員(五十音順)
- 赤羽 寿夫東京学芸大学教職大学院 教授
- 雨宮 真一東京学芸大学附属国際中等教育学校 副校長
- 市川 昭彦 群馬県大泉町立北小学校 教諭
- 今澤 悌甲府市立大国小学校 教諭
- 小澤 大心アオバジャパン・インターナショナルスクール 教員
- 岸 磨貴子 明治大学 准教授
- 高松 美紀東京都立国際高校 教諭
- 拝野 寿美子神田外語大学 准教授
- 細井 宏一東京学芸大学附属大泉小学校 副校長
- 森茂 岳雄中央大学 教授
協力機関
独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
事務局
公益財団法人 海外子女教育振興財団