2021.10.20
2021年度6月、7月、9月 北京日本人学校への筑波大学附属大塚特別支援学校による遠隔でのコンサルテーションの実施
2021年度6月、7月、9月に実施した、北京日本人学校への遠隔でのコンサルテーションについて紹介いたします。
1.【主訴】
日本語があまり得意ではないお子さんがいた場合、授業中に集中力が続かなくなって、別のことをしてしまう様子が見られることがあります。
このようなお子さんに対して、集団指導の中でどのように個に応じた指導・支援をすすめたら良いかを考えました。
また、9月は、衝動的な行動をしてしまう児童について、その対応と支援策についてコンサルテーションを実施しました。
2.【遠隔でのコンサルテーションの内容】
特別支援学校からは、お子さんの学習に対するモチベーションの維持がなされているか、お子さん自身が学習面でできたと感じられているかが大切になるとの意見がありました。
遠隔でのコンサルテーションを実施して行く中で、担任と支援員が連携して、集団指導の中でお子さん自身が自信を持てるような声がけをしていくこととなりました。
3.【遠隔でのコンサルテーションの後の感想】
お子さんにとって苦手と感じていた音読にも積極的に取り組むようになりました。すっきりした表情になり、お子さん自身が、自信をもって取り組めるようになったと感じています。
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