2022.03.22
2021年度12月 北京日本人学校への筑波大学附属大塚特別支援学校による遠隔でのコンサルテーションの実施
2021年12月に実施した、北京日本人学校への遠隔でのコンサルテーションについて紹介いたします。
1.【主訴】
衝動的な行動をしてしまう等、行動問題のある児童について、その対応と支援策についてコンサルテーションを実施しました。
2.【遠隔でのコンサルテーションの内容】
評価を個別に行い、「本人にできた」と感じさせるようにする。
担任や授業担当者と情報共有しながら本人が達成できる課題を個別に設定する。
授業での支援は生活年齢を考え、本人の自尊心に配慮する。
集団支援と個別支援の両立ができるように、授業では基礎と発展課題の段階を踏む構造をつくる。
等の助言があった。
3.【遠隔でのコンサルテーションの後の感想】
遠隔支援コンサルテーションを通して、対象児童生徒の行動問題が起きる要因やそれに対応法についての理解が深まった。
また、対象児童生徒の支援を行っていくうちに、これまでに支援が必要と考えられていた児童生徒への支援も、より充実させることができた。
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