2020.06.15
台中日本人学校における2019年度の取組みと成果
台中日本人学校における2019年度の取組みと成果をご紹介します。
1.目的と概要
台中日本人学校には国際結婚家庭の子供が多く在籍している。
こうした子供たちの中国語能力を活かしつつ、教科学習についていくための日本語能力を育成することで、二言語能力を持つ人材として育成する取組みを行ってきた。2019年度は、JSL指導の観点を入れたカリキュラム開発と他校での実践のためのモデルの提示を行った。
2.取組みと成果
- 在籍クラスでの日本語指導の視点を取り入れた指導計画案を作成した。
- 小学1~6年生および中学生の在籍クラスで日本語指導の視点を取り入れた研究授業を実施し、その取り組みをもとに「在籍学級での日本語支援の視点を取り入れた学習指導計画作成の手引き」を冊子として刊行し、成果発信サイトに掲載した。
- 台中日本人学校において、台中日本人学校と高雄日本人学校の2校合同研修会を行った。
- 台中日本人学校での在籍クラスでの日本語指導の視点を取り入れた授業参観および日本語指導に関する教員研修を行った。
- マニラ日本人学校を会場に、Zoomシステムも活用して、日本人学校合同研究会を行った。
3.資料
- 『在籍学級での日本語支援の視点を取り入れた授業づくりの手引き~台中日本人学校の実践から~』のページでもご紹介しています。
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