特別支援教育に関する遠隔指導実施に向けた実践的研究

1.【主訴】

　ハノイ日本人学校では、新型コロナウィルスの影響で５月よりオンライン授業を行っています。

　落ち着きがなく、机に座って勉強することが苦手なお子さんの対応について検討しました。

2.【遠隔でのコンサルテーションの内容】

　特別支援学校からは、文字でのコミュニケーションが苦手な場合は、補助的に絵カードや写真カード等を利用したり、授業を構造化したりする工夫が大事との意見がありました。

　また、気になる行動を改善するためには、個人的要因と、環境的要因等を分析するとともに、その行動の機能を分析していく必要があるとの意見がありました。

　遠隔でのコンサルテーションを実施して行く中で、特別支援学校からの意見を参考に取り組んでいくこととなりました。

3.【遠隔でのコンサルテーションの後の感想】

　残念ながら、現在オンライン授業が継続しているため、直接の指導ができていない状況ですが、今後、対面授業ができるようになった際に取り組んでいこうと考えています。