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テーマ7.

ICTを活用した遠隔での教育の質向上のための プログラム開発

2020年9月:アグアスカリエンテス日本人学校「対話的学習の充実のための「学習形態」と「手立て」①」

報告:アグアスカリエンテス日本人学校 阿部邦広 研究主任

サンホセ・アグアスカリエンテス日本人学校合同遠隔授業 及び 合同事後研修

 

1 遠隔合同授業の概要

対象  小学部5年生 3名(SJ校1名・AC校2名) 

日時  9月29日(火)4校時(SJ校 10:10~11:00・AC校 11:10~12:00)

単元  社会科 『これからの食料生産とわたしたち』

本時  「どうして国産は安全と言われるのか,それは本当か」 第3時/全7時間

 

2 遠隔合同授業の様子

学習活動及び児童の様子

導入

T1:『どうして“国産”は安全なの?それは本当?』 ミヤちゃん(社会科キャラクター)は知っています。

その答えは『よく見えるから~』

 

 

展開

資料を選んでロイロノートで調べ学習を行い、分かったことをテキストカードに記入する。

(① お肉のナゾの番号 ② たくさんの顔 ③ おいしさアプリ)

C1:野菜や果物にその生産者の人の顔、名前、IDが書いてあることが分かった。

C2:お店で買う人が安心できるように、AIで野菜の味を伝えることができるアプリがあることが分かった。

C3:牛の耳についているタグで、牛がどこで生まれたかや牛の種類が分かる。 

 

まとめ

テキストカードを友達に送信し合い、シャカイカチャートにまとめる。

C2:安心安全な食料品はどんなものでしょうか。

C1:国産の食料は,食料のことが詳しく書いてあるから安心して食べられると思う。

C2:『よく見えるから~』とは、どういうことだと思いますか。

C1:野菜の味がアプリで見えて、その野菜を作った人の顔もよく見えるということだと思う。

C2:アプリに牛の生まれた場所など、国産品の食べ物は情報が詳しく載っていることが安全性や安心につながると思う。

 

 

課題のまとめを書いて、提出箱に提出する。

 Google formで授業の振り返りをする。 

  

 

3 事後討議

①対話的学習の充実のための「学習形態」(ロイロノート + iPad)は有効であったか。

メリット

デメリット

・リアルタイムで考えを書き込み、文字で提示し、情報共有ができる。

・他者の意見を書きながらでなくても授業に参加でき、話し合いに集中できる。

・操作に慣れるまでに時間がかかる。

・端末以外でノートが見られない。

→紙のノートはこれからの時代に合っているのか。

・普段の対話との違い。

 

ロイロノートという手段を活用することで情報共有ができ、学習の環境が整った。

→対話が深まり、目的である授業の課題解決ができた。

②対話的学習の充実のための「手だて」(独自のシンキングツール)は有効であったか。

メリット

デメリット

・課題解決までの流れがあった。

 →見通しをもって授業に参加できる。

・仮解答により、ゴールが明確にあって話し合いやすい。

・全員が参加する必要がある授業形式。

・キャラクターに親しみが持てる。

・全ての資料が与えられていた。

・一人一つの資料を分担していて、多様な考えにつながらない。

 →一人一人が所属意識を持つ第一段階としては良い。

・仮解答の深まりはあったか。

 

シンキングツールによって、様々な情報を整理し関連付けながら話し合いやすくなった。

対話的な学習を継続することで、今後は多様な意見につながる違う展開も考えられる。

 

4 研修のふりかえり

 

 

 

感想

・児童がお互いに刺激を受けて、日に日に変わっていく様子がよく分かりました。このような交流自体がとても価値のあることなのだろうと思いました。

・ICT活用の具体なイメージがもてる素晴らしい授業でした。

 

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