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テーマ7.

ICTを活用した遠隔での教育の質向上のための プログラム開発

2020年10月:アグアスカリエンテス日本人学校「対話的学習の充実のための「学習形態」と「手立て」②」

報告:アグアスカリエンテス日本人学校 阿部邦広 研究主任

サンホセ・アグアスカリエンテス日本人学校 小学部第3年生合同遠隔授業

道徳科学習指導案 校内・2校合同事前検討会

 小学部3年生 12名(SJ校 1名 ・AC校 11名)

 

1 単元名  内容項目 C 公平,公正,社会主義 「なおとからのしつもん」

 

2 本時のねらい

人によって態度を変えることなく、誰に対しても公平に接することの大切さに気付き、それを実践していこうとする意欲と態度を育てる。

 

3 本時の展開

学習活動及び内容

指導上の留意点・遠隔授業での手立て

導入

1.均等に切れていないケーキの絵を示し児童に配る。

◇なぜずるいと思いますか。

2.本時のめあてを確認する。

物的な不公平から,「公平」について考えるきっかけにする。

・Zoomの画面共有用いる。

公平に接することは、どうして大切なのでしょう。

展開前段

〈ブレイクアウトセッション〉

3. 「なおとからのしつもん」の場面の役割演技をする。 

特別扱いを受けた立場

不公平な態度を取られた立場

それを見ている第三者の立場

(なおと役はT1 と T2)

・ブレイクアウトセッションで2つのグループに分ける。

 

・役割演技の場面を印象付けて行う。

 →なおとへの共感(さまざまな考え)

展開後段

〈全体に戻る〉

4. 3つの立場それぞれの気持ちを発表する。

5. なおとの質問の答えを考える。

◎「なんで,人によって態度を変えたらだめなの?」という質問にどう答えたらよいでしょう。

(ロイロノートのテキストカードに記入・発表)

◇なおとはどうして人によって態度を変えていると思いますか。

6. 自分のことをふりかえる。

〇公平に接するためにどんなことを大切にしていきたいですか。

◇今までに公平にできなかったことはありますか。

(ロイロノートのテキストカードに記入・発表)

【AC 校の研修テーマ】

『豊かな表現力の育成 さまざまな考え方 を伝え合う「楽しい」学習の充実を通して』

→『対話的な学習』

・表現を工夫して意見を相手に伝える。

・児童が多様な意見に触れ考えを深める。

終末

7.教師の説話を聞く

・意見をほり下げたり、他の児童にも意見 を聞いたりする。

 

 


1 校内研修 指導案検討

【どうすれば「さまざま考え」を伝え合えるか】

・さまざまな考えを持つための手立て

→ 「なおと」に共感できる展開づくり

・役割演技の場面設定

・教師の発問

・児童の実体験を引き出す

・さまざまな考えを伝えるための手立て

→ ロイロノートの活用

・テキストカードへの記入

・比較機能

 

2 サンホセ・アグアスカリエンテス合同研修 指導案検討

【教師が子どもたちの価値観をリードすることなく授業を進める工夫】

・ 子ども自身で考えを深める工夫

→ 児童が発言したことに対して問い返す。

(例:「なぜか。」「どんなときか。」)

他の児童にもその話題をふる。

・自分の考えを表現する工夫

→ 考えはあっても,うまく言葉で表現できない児童 への手立てを用意する。

(例:直線やXY軸,心情円で視覚的に表現する。)

 

【研究授業本時の前の合同授業について】

・AC校、SJ校どちらの児童にとっても有意義な合同授業になるように、授業の中での子どもたち同士の交流を大切にする。

・SJ校1人の児童がどのように授業で関わって いくのかに注目する。

授業後の児童の変容をみる実態調査実施の 提案

 

 

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