2021.04.14
2021年4月:アグアスカリエンテス日本人学校「2021年度アグアス・サンホセ研究の進め方」
報告:アグアスカリエンテス日本人学校 辻良一 研究主任
令和3年度 AG5研究計画
第1回 校内研修会・第1回サンホセ・アグアス合同研修会
1 研究の方向性
AG5テーマ: |
ICTを活用した遠隔での教育の質向上のためのプログラム開発 |
今年の強化項目: |
① 学校と学校を日常的に繋ぐこと(学校の壁を超えた繋がり) ② まとめと汎用性(他の学校でも活用可能,継続し易さ) |
AG5事務局からの研究推進案: |
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(1)4校合同研修(毎月) (2)合同研修会や合同研究授業(各4回以上) (3)パターンランゲージによる手立てのまとめ (4)ICT環境デザイン (5)現地校出張交流(8月末〜9月) (6)ヒアリング(8月まで) (7)代表的な実践事例の提示 |
本年度は日常的な遠隔交流を目指して、9月頃までに昨年度より多くの実践を重ねていく。
9月以降も交流を継続しつつ、研究の成果を報告書にまとめていく。
2 研究主題
本年度はサンホセ校,アグアス校共に共通の研究主題とする。主体的・対話的で深い学びを行うことで子どもの思考力、判断力、表現力等を伸長させることを目標とする。
3 研究の進め方
日常的に遠隔交流を行う計画を立てるのではなく、日常的に遠隔交流をするための方法を模索しながら、柔軟な対応を目指す。
そのために、本年度は2校を4つのブロック(低学年部,中学年部,高学年部,中学部)に分けて、各ブロックで合同授業に向けての計画や連絡等を行う。
4 合同研修のふりかえり
【今後学んでみたいこと】
- ・SJ校が教室で、AC校がZoomで交流授業をする際の教師の手立てを学びたい。
- ・サンホセ校は対面授業が再開しているので、合同研修はもちろん、普段の取り組みについても気軽にご相談できるような関わり方をしていきたい。
- ・合同学習を継続させていくために、簡単な交流を続けていきたい。
【感想】
- ・色々な人との交流の中で,私自身だけでなく子どもたちも成長できることを楽しみにしている。
- ・日々試行錯誤しているが、合同で研究を進めることで新たな視点や手法を学びたい。
- ・直接型と間接型と2つのパターンを打ち出したことで、研究目標の1つである「日常化」に迫りやすいと感じた。間接型から気軽に取り組み、直接型につなげていければと考えている。