2018.02.05
ダラス補習授業校教員日本研修・・・元気な帰国生/言語活動/アクティブラーニング
1.研修実施期間
2018年1月21日ー25日2.課題と訪問先
① 各種(小学校・中学校・高等学校・大学)先進校における具体的な言語活動の授業をしっかりと見学する。
② 日本語習熟度に差がある児童生徒の学習指導に対する効果的な指導方法及び教材開発について学ぶ。
③ アクティブラーニングの視点から言語活動の実際を学ぶことで、今後のカリキュラム開発に活かす。
④ 日本における実際の教育現場を視察することで、補習授業校において有効的に活用できる指導方法を見いだす。
<訪問先>
・東京学芸大学附属中等教育学校
・東京学芸大学附属大泉小学校
・啓明学園初等学校・中学校高等学校
・首都大学東京南大沢キャンパス
・市川学園市川中学校・高等学校
3.研修報告
今回の学校訪問を通し、未来の「グローバル人材」として、帰国生への期待度がかなり高いことが分かった。国内のみで学習している子どもたちと比べて、「しっかりと考えることができる」(現地校でも鍛えられている)、「自分の意見がしっかりと言える」(積極性があり、自分の意見を発表することに慣れている)、「リーダーシップ性に優れている」(主体的に動ける)等を評価されていた。
今後、これらの資質を備えた子どもたちを育成するにあたり、授業数42週の補習校では何がどこまでできるのかを以下の観点から改めて考えていきたい。
⑴子どもたちが興味をもって学習に取り組め、一人一人の目標に応じて基礎・基本が定着できるように、授業づくりを工夫・改善する。(基礎力)
⑵デジタル教科書も有効活用しながら、可能な限り生徒主体の授業(討論やグループワークなどのアクティブラーニング)となるよう授業改善を行う。(思考力・実践力)
⑶知識の習得と子どもたちが主体的に学ぶ授業をバランスよく取り入れ、現行の指導法と評価法の工夫・改善を行う。→補習校の限られた授業数を最大限に活用
※21世紀型能力=「基礎力」+「思考力」+「実践力」
コメント